Ethereum(イーサリアム)のトークン規格ERC20とは?
ERC20
ERC20(Ethereum Request for Comments Token Standard #20)とはEthereum(イーサリアム)のトークン規格の事です。
言い換えるとイーサリアムベースのERC20という技術仕様の事を意味します。
このERC20ですが現状ある仮想通貨の多くがこの規格に従っています。
こちらのEtherscanというサイトで確認すると現状で38514種類のトークンがこのERC20という規格によって作られています。
この数は何を意味するかと言うと技術者じゃない人でも実はトークンが作れてしまうんです。
これについては後日、ERC20規格のトークンの作り方を説明しますのでそちらをご覧ください。
どうしてERC20なの?
なぜそんなにEthereum(イーサリアム)ベースのERC20という規格を用いて通貨が発行されているのでしょうか?
これには以下の理由があります。
- MyEtherWallet(マイイーサウォレット)などのERC20に対応したウォレットではERC20トークンなら全て一括保管できるので保有者は便利
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ICOなどでトークンを発行する場合に発行をする側の開発者は0からブロックチェーンを設計する必要がなくERC20をそのまま利用する事でコストを軽減することが可能
要するに大勢の人達でルールをできる限り統一する事によってもっと使い易くしようとした訳ですね。
ERC20トークンはMyEtherWalletで保管できる
私も勿論、使っていますがMyEtherWalletにはERC20トークンが対応している為、保管するならこちらのウォレットはオススメです。
たしかに一括管理ができるという意味でも便利ですが最近は仮装通貨を取引所に保管しておいてハッキングされるという被害は日本でも連日メディアで報道されていましたよね。
先日のCoincheck(コインチェック)の被害やイタリアのBitGrail(ビットグレイル)での被害を教訓としてリスク回避からも個々で管理するウォレットは欠かせない存在です。
もしMyEtherWalletでウォレットを開設したい方はこちらの記事をご覧ください。
robinhood-cryptocurrency.hatenablog.com